四国化工機の包装資材事業では、お客様のニーズに応えた新しい価値をご提案し、最適なパッケージをお届けするとともに、紙容器製造を担う四国パック株式会社をはじめ、プラスチック等の製造を行う*協力サプライヤーなど生産現場と一体になった品質管理を行い製品の更なる品質向上を図っています。
*協力サプライヤーとは包装資材供給メーカーを指します
サプライヤーへの定期訪問
包装資材事業では、協力サプライヤーの生産工場を定期訪問し、品質指導を積極的に行うことで、品質の向上と安定、更にはトラブルの未然防止に努めています。「品質管理システムが正しく運用されているか」、「決められた品質管理項目が適切に守られているか」など協力サプライヤーと一緒に確認作業を行い、併せて生産設備の点検も行っています。
さらに、当社の定めるチェック項目をもとに評価し、各協力サプライヤーの状況を分析。それらの情報をフィードバックし、品質指導を行うだけでなく、協力サプライヤーと一緒になって改善に向けた具体的な取り組みを行う、提案型の品質管理を行っています。
品質勉強会による品質意識の統一
年に一回、協力サプライヤー各社が一同に会して、定期訪問の結果や発生してしまったトラブルを取りまとめ、原因の分析、根本的な改善策等について合同ミーティングを実施しています。各社でのトラブル事例やそれに対する取り組みを情報共有し、さらには商品納入先であるお客様に講演いただくことで、トラブルの未然防止、品質意識の向上を目指しています。
ISO9001マネジメントシステムに基づく品質管理体制
包装資材事業の紙容器製造を担う四国パック株式会社では、ISO9001マネジメントシステムに基づく品質管理体制を確立しており、HACCP管理手法の活用による安定性の向上、環境衛生の整備、技術の伝承にも積極的に取り組んでおります。生産設備においても、多工程を管理するスケジューラーシステムや、ノウハウを活かした独自のロットトレースシステムなどソフト面の充実にくわえ、ハード面においてもJANコードを利用した異品種検査装置やFT-IRなど各種検査・分析装置を導入し、品質の維持向上に努めています。これからも『安全・安心で安定した品質』をものづくりの基本とした品質管理でお客様への供給責任を果たしてまいります。
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