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2014年 2月20日

アルミ箔を使用することなく常温での長期保存を可能とした
液体飲料用の紙パック無菌充填包装システムを市場へ投入

当社と日本製紙株式会社(東京都千代田区、社長:芳賀 義雄)は、アルミ箔を使用することなく常温での長期保存を可能とした液体飲料用の紙パック無菌充填包装システム「ノンアルミフジパックシステム」を、新たに市場へ投入しました。

これまでは、紙パックに充填された飲料を常温で長期保存しようとする場合、紙パックの構成層にアルミ箔の層(内容物の品質を劣化させる原因となる酸素や水蒸気を通過させない役割を担う層)を設けることが必要でした。また、リサイクルという観点では、屋根型の牛乳パック等と同じ一般的なルートで回収可能とし、さらにリサイクル率の向上を図る事が求められておりました。
そのような課題を解決すべく新たに市場へ投入されたのが、アルミ箔の層に代わり、特殊なバリアフィルムの層を設けた環境配慮型の紙パック「ノンアルミフジパック」です。
この「ノンアルミフジパック」に対応し、且つ、無菌状態での充填シールを実現した充填機が、四国化工機において設計製造するノンアルミ対応型無菌充填機(詳細は下記参照)です。
「ノンアルミフジパックシステム」は、日本製紙と四国化工機のこれら技術が結集した最新鋭の紙パック無菌充填包装システムです。
なお、「ノンアルミフジパックシステム」は大手飲料メーカー様に採用していただいており、近々、本システムによる飲料商品が発売される予定です。

◇機械名称 : UP-FUJI-MA60N ロールフェッド紙容器成形無菌充填機(ノンアルミ対応型)
◇充填能力 : 1時間当たり最大6,000本
◇対応容器 : 日本製紙株式会社製の「ノンアルミフジパック」
◇容器容量 : 80,100,125,200,250,300mlの容量に対応
◇特長:
・ 液体飲料を紙パックに充填してシールする際、紙パック内のシーラント材を加熱することによってシール(溶着)しております。これまでは、無菌充填機に高周波発振シール技術(紙パック内のアルミ箔を発熱させることでシーラント材を加熱)を用いておりましたが、アルミ箔を使用しないことに伴い、新たに超音波シール技術(振動による摩擦熱でシーラント材が発熱)を用いました。

・ 本充填機は、四国化工機が有するアセプティック技術が投入された充填機であり、紙パックの技術と相まって、常温流通・長期保存を可能としております。

・ 紙パックにアルミ箔が使用されていないことで、屋根型の牛乳パック等と同じようにリサイクル回収が可能であり、環境にも配慮した製品を生み出す機械となっております。

◇取り扱い窓口:(代理店)日本製紙株式会社 紙パック事業本部
http://www.nipponpapergroup.com/about/business/container/

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