Case study 四国化工機だからできたこと Case study 四国化工機だからできたこと

世界50か国以上のお客さまへ、四国化工機の技術を提供。食文化の向上に貢献しています。 世界50か国以上のお客さまへ、四国化工機の技術を提供。食文化の向上に貢献しています。

Case.1 小売店で購入する消費者の声に、耳をかたむける Case.1 小売店で購入する消費者の声に、耳をかたむける

四国化工機だからお願いした・・・ 四国化工機だからお願いした・・・

従来の豆腐は「一人暮らしの方や、少量しか使わない方」にとって内容量が多いため、小売店に通うユーザーより「豆腐を小分けにして販売してほしい」という声があった・・・
通常は、販売の実現まで様々な分野での調整や問題をクリアしないといけないが四国化工機の強みである「機械・包装資材・食品」の三事業を活用して、充填包装機の手配や、豆腐を新しく小分けする新しいパッケージの開発、そして豆腐、油揚げ、惣菜などの食品で日本全国にシェアを持つ、「さとの雪」ブランドを活用することで迅速な対応をすることができました。

これは「包装充填機、食品用パッケージ、食品」を扱っている四国化工機だからできた商品開発です。

Case.2 機械事業と包装資材事業による、新しい商品開発 Case.2 機械事業と包装資材事業による、新しい商品開発

写真提供:ゴールドパック株式会社

今までにない口栓、エクスキャップの開発 今までにない口栓、エクスキャップの開発

容量1リットルの口栓付きレンガ型紙容器は、豆乳飲料、業務用ジュースなどで多く採用されていますが、2005年当時、口栓は日本国内で他社品の1種類しか存在しませんでした。しかし「注ぐ際の液ハネ、口栓周りの液残り」など使用感に問題点があり、これらを改善した、より使い勝手の良い口栓を市場は求めていました。そこで私たちは2005年に「今までにない、使い勝手の良い口栓」の本格的開発に着手し、ゴールドパック株式会社、日本製紙株式会社との共同開発という形で、2007年に「エクスキャップ」を完成し、市場に投入しました。「エクスキャップ」の開発は、注ぎやすさ、液切れの良さ、容器への挿し込みやすさなどを徹底的に追及するため、発想段階から理想の形に完成させるまで試行錯誤を繰り返し、成形金型の修正や改善は7回を数えました。今でも細部の寸法は、担当者がカッターで削った試作品を測定器で確認した形状が基本となっています。

新しい発想をもったものづくり 新しい発想をもったものづくり

「エクスキャップ」が従来品と比べて最も革新的な点は、消費者が飲用時にストローを挿す感覚で口栓を挿入するスタイルであるという点です。
従来、口栓付きの飲料を生産するためには、飲料メーカーは口栓の取り付け機構を備えた高額な充填機を購入しなければならず、その上、機構が複雑なため、生産ラインでトラブルが起きやすいことが大きな負担となっていました。この新しい「手挿しスタイル」であれば、わざわざ高額な専用充填機を導入する必要はなく、小袋入りの口栓を容器に貼り付けるためのシンプルな機械(アプリケーター)を既存の生産ラインに増設するだけで実現が可能です。四国化工機では充填包装機だけでなく、生産ラインに必要な関連機器の開発も行っており、新しい口栓「エクスキャップ」とこのアプリケーターを同時開発することに成功したのです。このような開発は、充填包装機と包装資材の両方を扱う四国化工機ならではの取り組みです。

世界でも高い評価、ワールドスター賞を受賞 世界でも高い評価、ワールドスター賞を受賞

「エクスキャップ」は、2008年には世界的なパッケージのコンテストである「ワールドスターコンテスト」において最高賞「ワールドスター賞」を受賞することができ、国内にとどまらず世界でも高い評価をいただくことができました。現在は国内のみで採用されていますが、いずれは海外市場へも進出したいと考えています。

お客様のご相談に応じて最適なシステム・充填機をご提案致します。 お客様のご相談に応じて最適なシステム・充填機をご提案致します。

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