2008年 2月29日
四国化工機の包装資材、初の海外へ~充填機とのセットで販売~
四国化工機株式会社(徳島県板野郡北島町、社長:植田滋)は韓国でカップ充填シール機と包装資材のシステム販売に成功しました。
これまで当社は、欧州を中心に豪州やアジアをはじめ世界各国へ多数の充填機を輸出してきましたが、今回韓国の大手乳業メーカーへ納入において、機械事業と包装資材事業のタイアップで初の充填機と包装資材のセット販売を行うことになりました。
このセット販売は当社独自のビジネスモデルでシステム販売と称し、包装資材は継続販売を行います。
納入するカップ充填シール機は中国の子会社上海四国食品包装机械有限公司で製造したHFS-06SP(能力9,000個/時)、包装資材はヨーグルト用の紙カップで、子会社の四国パック株式会社で製造されたもの。包装資材は四国化工機包装システム事業部を通じて継続的に韓国へ輸出されます。
これまでも国内では大手CVS向けのオリジナル容器でシステム販売の実績はありましたが、今回の輸出で初の海外展開となります。紙コップはあっても紙製のデザート容器という概念が一般的ではない海外マーケットへ、日本で培った厳格な品質管理と高度な技術を活かした包装資材で販売の足がかりができました。
当社は今後も独自のシステム経営※を推進し、充填機と包装資材のシステム販売を積極的に提案していきます。
※システム経営:当社が展開する機械・包装資材・食品の3事業が密接に関連させることで相乗効果を発揮し事業の拡大を図る