2024年 1月12日
消費者志向経営に関する自主宣言を策定
四国化工機株式会社(本社:徳島県板野郡北島町、代表取締役社長:植田滋)は、このたび「消費者志向経営に関する自主宣言」を策定しましたのでお知らせいたします。
「消費者志向経営」とは、事業者が本業を通じてどのような社会を目指したいのかを示し、消費者から共感を得ることで、本業での成功や顧客満足度の向上と目指す社会の実現の両立が可能となるという観点から、消費者と共創・協働して社会価値を向上させる経営のことであり、消費者庁を中心に行政機関、事業者団体、消費者団体からなる消費者志向経営推進組織が全国的な推進活動を展開しています。
当社は、この理念に賛同し、その実現に向けて誠実に取り組むべく、以下の「消費者志向経営に関する自主宣言」を策定しました。
消費者志向経営に関する自主宣言
◆理念
当社は、お客様のニーズ及び期待を把握することに加え、リスクを予見すると共に、当社のモノづくりの仕組みへ品質マネジメントシステムの要求事項を取り込み実行することで、お客様に満足していただける製品を提供していきます。
◆取組方針
1. みんなの声を聴き、かついかすこと
(1) 消費者や社会の要望を踏まえた改善・開発
お客様からのご意見やご要望を正確に汲み取り、社内関係部門で協議を行うことで、新製品の開発やサービスの充実に努めます。
(2) 従業員の積極的活動
お客様からのご意見やご要望を少しでも多く収集するため、お客様と密なコミュニケーションを取ることができる関係構築に努めます。
また、社内の改善活動「SKIP」で、従業員が自主的かつ積極的に改善提案を行います。
(3) 消費者への情報提供の充実と双方向の情報交換
食に関わる三事業を営む企業として、消費者の皆様に対して、当社ウェブサイトやグループ会社のSNS、業界団体が立ち上げた牛乳・乳製品の消費拡大に取り組む「牛乳でスマイルプロジェクト」などを通じて、情報提供の充実と双方向の情報交換に努めます。
2. 未来・次世代のために取り組むこと
(1) 消費者や社会の要望を踏まえた改善・開発
急速に進むデジタル化の流れを受け、当社ではDX認定を取得し、デジタルトランスフォーメーションの取組みを促進します。
また、環境意識の高まりに呼応し、当社の充填シール技術を活かした食品の賞味期間延長によるフードロス削減や、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む「株式会社アールプラスジャパン」への資本参画などを通じ、社会課題の解決に取り組みます。
さらに、地元企業と住民がコラボレーションして地域をより元気に活性化させるプロジェクト「まちのコラボレーションきたじま」への参画、大型車両用巻き込み防止装置の実証実験への協力、プロバスケットボールB3リーグに参戦している徳島ガンバロウズへの支援などを通じ、地域社会への貢献に取り組みます。
3. 法令の遵守/コーポレートガバナンスの強化をすること
(1) コーポレートガバナンスの確保
機械事業部門におけるISO9001や食品事業部門におけるFSSC22000など外部機関からの各種認証を取得しており、定期的な審査への対応により、常に企業活動の評価・改善を行います。
また、グループ全体のコンプライアンス体制を維持・向上させるため、従業員一人ひとりが法令遵守の意識を持って業務にあたります。
(2) 事業関連部門と品質保証・消費者関連部門・コンプライアンス部門との有機的連携
各事業部門内に品質保証を担当する部署を設置し、お客様からのご意見やご要望をお聞きします。これらを関係部門に共有し、迅速かつ正確に返答できるよう努めます。
制定日 2024年1月12日
四国化工機株式会社
代表取締役社長 植田滋