1995年末に上海四国食品包装机械有限公司(上海市松江区、植田滋薫事長、中摩総経理)を設立した当社では、保税倉庫を借り上げて仮工場として試験的に先行操業させていましたが、1998年10月、最新設備を導入した新工場が完成し、本格操業をスタートさせました。
新工場は、34,000m2の敷地に総投資額10億円(土地・建物・機械設備を含む)を投じて建設され、鉄骨コンクリ-ト造り(一部3階建て)の7,000m2の機械工場棟と管理棟からなっています。工場棟は40台の新鋭工作機械・自動溶接機が並ぶ部品加工スペ-スと機械組立スペ-スから構成されています。
上海四国は、当社に対して機械部品の供給を行うと同時に、当社の機械組立も行なっており、四国化工機グループのコスト低減に大きく寄与していくとでしょう。また上海四国は同時に、食品充填機を設計・製作し中国国内に上海四国ブランドで販売しており、中国市場において、将来「上海四国ブランド」が優れた充填機・包装機の代名詞となるでしょう。
当社では、上海四国食品包装机械有限公司を四国化工機グル-プの海外生産拠点として、また、アジア戦略・国際戦略を担う基幹工場としても機能させる位置付けと考えています。