四国化工機包装システム部の開発した新感覚ボトル容器『U-カップ』が、株式会社セブン-イレブンジャパン殿のオリジナル飲料の容器として採用されました。
新容器を利用した「ゼリ-インコ-ヒ-」、さのう入り「グレ-プフル-ツ」の2種の新タイプ飲料(アクティブカップシリーズ)は、4月の発売開始(1本150円)以来、関東地区の店舗まで取扱いが拡大されましたが、梅雨に入っても供給が追いつかない好調な売れ行きで、大ブレイクの兆しを示しています。
U-カップは、植田名誉会長自身が意匠を考案したリキャップ機能を持つ新感覚のボトル形状容器で、飲口部を偏心させて飲み易さを追求した斬新なデザインです。四国化工機では、さとの雪食品(株)(子会社)の豆腐事業を通じて取引のあるセブン-イレブンジャパンに容器を一昨年、提案。ユニークな容器形態に興味を持った同社が、乳飲料メーカー2社を加えたチームマーチャンダイズ方式で商品化を図ったものです。
容器の販売に加えて、四国化工機は乳業メーカー2社に新飲料生産用の充填機も納入。好調な販売を背景に追加設備の注文も期待でき、「機械・包装資材・食品のシステム経営」(= 3分野の事業が相互に補完しバランスよく成長を目指す複合経営)を掲げる四国化工機グループにとって、優れた包材の企画(包装資材部門)が、さとの雪食品(食品部門)の紹介を通じて、充填機販売にも寄与(機械部門)でき、システム経営の成功例と言えるでしょう。