四国化工機は関東の受託生産拠点として、2006年7月から静岡県駿東郡に新工場の建設を開始します。
四国化工機食品事業部では、「さとの雪」ブランドのお豆腐や惣菜を製造する一方で、大手飲料メーカーの豆乳を中心とした受託生産も手掛けています。
これまで受託商品については、阿南食品工場(徳島県阿南市)と淡路食品工場(兵庫県南あわじ市)で生産していましたが、関東に受託生産工場を建設することにより、東日本地域への商品供給体制の強化と物流コストの削減を図ります。
新工場の名称は「富士小山食品工場」で、静岡県駿東郡小山町の22,708m2の敷地に鉄骨2階建て(延べ床面積7,183m2)で建設します。
1期工事で飲料生産ラインを2本設備し、日産約30万パックの生産を可能にします。
また、廃熱利用の熱回収システムや自動ピンホール検査装置を導入し、エネルギーコスト削減や生産効率向上を図るとともに、産業廃棄物や排水負荷を削減することで環境にやさしい工場となっています。
新工場は四国化工機の5番目の食品工場として、当社の機械・エンジニアリング力・食品生産技術を駆使し、機械・包装資材・食品の3事業が融合するシステム経営のモデル工場となります。