四国化工機包装システム事業部は、昭和電工株式会社の子会社と共同で、アルミ素材の新容器「Gカップ」を開発しました。
カップにオーバーキャップをかぶせたスタイルで、シアトル系コーヒーに代表される飲料市場が近年拡大しています。四国化工機株式会社 包装システム事業部と、昭和電工株式会社の子会社は、この市場に対応したアルミ素材のカップ容器「Gカップ」を開発しました。
アルミ素材を使用しているため、これまでのプラスチック等の容器に比べ高い遮蔽性を持ち、酸素透過が抑制され、中身飲料の味・香りの保持を可能にしています。また、リサイクル可能な点もアルミ素材の特徴で、環境に配慮した容器となっています。
日本コカ・コーラ株式会社の新商品であるデザートコーヒー「PATISSIOLLETM(パティシオーレ)」に採用されており、5月29日から首都圏で販売されています。
なお、この商品はカップだけでなくキャップ、アルミフィルム、フィルムからストローまで全ての包装資材を四国化工機が納入しており、さらに四国化工機製のデザートカップ充填シール機(HF-06)で製造されています。四国化工機の『機械』と『包装システム』が深く携わった商品の一例です。
今後も「Gカップ」のように機能性が高いオリジナル容器を企画・開発し、飲料メーカーと市場を容器でつなげる包装システムメーカーとして積極的に提案してまいります。