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2022年 5月17日

使用済みプラスチックの再資源化事業への取り組み 「株式会社アールプラスジャパン」への資本参画について

四国化工機株式会社(本社:徳島県板野郡北島町、代表取締役社長:植田滋)は、持続可能な社会の実現に向けて、プラスチック課題解決に貢献すべく、2020年6月から事業開始した共同出資会社「株式会社アールプラスジャパン」に資本参画し、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組みます。

当社では、事業活動を通じて持続可能な社会を実現・発展させていく目的のもと、当社グループが製造販売するプラスチック製容器に関して、プラスチック使用量の削減をはじめ、生分解性プラスチックやバイオマスプラスチックの採用などに取り組んでまいりました。今後は、サーキュラーエコノミーを意識した包装設計やカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを更に拡大したいと考え、本共同出資事業への参画により、使用済みプラスチックの再資源化を推進し、バリューチェーンの一員として持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。


■共同出資事業における取り組みについて
当社が参画する株式会社アールプラスジャパンは、米国のバイオ化学ベンチャー企業であるアネロテック社(Anellotech Inc.)とともに、環境負荷の少ない効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術開発を進めます。世界で共通となっているプラスチック課題解決に貢献すべく、回収プラスチックの選別処理、モノマー製造、ポリマー製造、包装容器製造、商社、飲料・食品メーカーなど業界を超えた連携により、2027年の実用化を目指していきます。

●使用済みプラスチックの再資源化技術について
ペットボトル以外のプラスチックは、現在国内では多くが燃焼(※1)されていると言われています。今回の技術は、ペットボトルを含むその他一般のプラスチックを、直接原料(ベンゼン・トルエン・キシレン・エチレン・プロピレンなど)に戻すケミカルリサイクル(※2)の技術です。
従来の油化工程を経由するケミカルリサイクルよりも少ない工程で処理でき、CO2排出量やエネルギー必要量の抑制につながるものと期待しています。この技術が確立できれば、より多くの使用済みプラスチックを効率的に再生利用することができると考えています。
 (※1) 焼却時に発生する熱を回収し、発電や熱供給に活用するサーマルリカバリー(熱利用)を含む
 (※2) 使用済みの資源をそのままではなく、化学反応により組成変換した後にリサイクルする

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■共同出資会社の概要
会社名          株式会社アールプラスジャパン
事業開始         2020年6月5日
本社所在地        東京都港区台場2-3-3
代表取締役社長      横井恒彦
事業内容         使用済プラスチックの再資源化技術の開発・実用化推進
URL          https://rplusjapan.co.jp/

参考:アネロテック社(Anellotech Inc.)について
2008年創業。米国ニューヨーク州パールリバーに本社・研究開発機能をもつバイオ化学ベンチャー企業。非食用の植物由来原料から石油精製品と同一性能を持つベンゼン・トルエン・キシレンを生成する技術を保有している。


【参画企業一覧】
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