INTERVIEW 04
自身の技術力向上を
実感できることも
やりがいのひとつ。
四国化工機 / 徳島勤務
機械事業 機械設計
専攻学科:機械系 | 2012年新卒入社
現在はどのようなお仕事をされていますか?
これまでとは違う新しい充填機の開発
これまでとは違う新しい紙容器成形充填機の開発に携わっています。新規開発のため、どのような充填機にするのかコンセプトを決めるところからのスタートになりました。紙容器のデザイン、内容物、容量、生産能力といったお客様の要求仕様に応えられるよう、充填機の幅、長さ、高さ、工場の広さなどを考慮し、実際に稼働する充填機をイメージした設計を行っていきます。現在は、自分たちで描いた図面を元に組み立てられた充填機で、お客様の要望を満たせているか検証テストを行っています。紙容器を実際に充填機に供給し、生産能力の測定や容器の開封のしやすさをチェックするなど、図面上では気づくことが出来なかった問題点に対して、改善改良を加えていっています。入社して9年目になりますが、断片的だった業務がようやく一つに繋がってきました。
あなたにとって仕事のやりがいは?
他部署のエキスパートたちと意見を出し合い、充填機の改善を図る
設計の醍醐味は、自分たちが描いた図面をもとに実際の部品ができ、それらが充填機へと組み上がっていく様子を間近に見られることです。図面を描くなかで、理論上は正常に動作するはずでも、実際に電源を入れてみると予期しない動作をすることもあります。そのようななか、要求仕様をすべて満たした動きをする充填機を見た時の感動と達成感は、他に代えがたいほどです。また、私が携わっているのは新規開発機なので、これまでに実績のない難題ばかりでした。そのたびに他部署のエキスパートたちと意見を出し合い、日進月歩ですが充填機の改善を図ることで、自身の技術力向上を実感できることもやりがいのひとつです。
入社のきっかけは?
Mada in Japan のものづくりに携わりたい
日頃飲んでいるジュースや牛乳を牛乳パックなどの容器に高速で、正確に充填する機械を生で見た時、世の中にはこのような機械があるのだと感動し、地元徳島から海外へグローバル展開する企業が身近にあったことを誇りに思いました。そのような充填機を私も設計したい、Mada in Japan のものづくりに携わりたいと思い、入社を決意しました。また、世界規模で仕事を行いながら、阿波踊りなどの地域行事に参加し、地元を盛り上げることができるのもきっかけの一つです。
入社してよかったなと思うことは?
アドバイスをもらいながら協力して解決していく関係が築ける
充填機の組立現場に配属され、設計技術者としての礎を教えてくれる濃厚な初年度の実習です。(機械設計・電装設計配属者のみ)充填機の構造、人間関係の構築、仕事のフロー、お客様の工場への出張、協力会社とのつながりなど、覚えることも多いですが、一つずつ確実に指導してくれました。それは、設計部門に配属された後も活かされています。例えば、設計をしている中で考えても分からないことがあれば、組立現場でアドバイスをもらいながら協力して解決していく関係が築けています。
休日の過ごし方は?
自然に囲まれた環境で心身ともにリフレッシュ
2歳になった子供と公園にでかけたり、ブロック遊びや絵本の読み聞かせをしたり、童心にかえり一緒に遊びますが、子供の持っているパワーには毎度毎度、本当に驚きます。その子供の遊びに対する貪欲さを勉強しております!休日の過ぎる速度には驚きですが、”イクメン”を目指しています。また、とくしまマラソンやゴルフといった徳島という自然に囲まれた環境だからこそできるアウトドアスポーツに新しくチャレンジし、心身ともにリフレッシュしています。今までは平日の疲れをとるためだった休日が、息子と共に成長する濃厚な休日へと変化しているのを実感しています。仕事以外でも新しいことにもっともっと息子と挑戦し、日常の糧にしていきたいです!