INTERVIEW 31
ロボットなど
新規分野にも
チャレンジできる社風
植田酪農機工業 / 東京勤務
機械事業 機械設計
専攻学科:機械系 | 2018年中途入社
現在はどのようなお仕事をされていますか?
主にカートンケーサの機械設計、
別分野の機械や新規開発機も担当
主にカートンケーサの機械設計を担当しています。みなさんがスーパーやコンビニで目にする牛乳パックやジュースの紙パック(カートン)は、充填機で容器の紙折から充填・封入までを行い、次工程で異物や重量検査等の後、プラスチックの入れ物(クレート)に入れます。最後にクレートを出荷先ごとにまとめ、出荷されます。この充填ラインの中のカートンをクレートに入れるための機械がカートンケーサです。
カートンケーサの設計の他にも、別分野の機械や新規開発機も担当しました。
あなたにとって仕事のやりがいは?
改良改善を行った部分が思い描いた通りの機能や性能を発揮してくれたときは喜びを感じる
担当するカートンケーサは成熟機であり新規設計要素は少ないですが、その中で改良改善を行った部分が思い描いた通りの機能や性能を発揮してくれたときは喜びを感じますし、エンジニアとしての醍醐味だと思っています。
また、開発機を手掛けた際には課題解決できる部品が市場になかったため、前職の経験を活かし、ホームセンターで購入した部材を用いて手作りで部品を作りました。その部品を使用した機械で思い通りの性能が出たときはものづくりの楽しさを味わいました。
入社のきっかけは?
「食と健康」の結びつき
前職では医療機器メーカーで商品開発を担当していました。「健康寿命延伸」というキーワードに対しある程度やり切った感覚があったことに加え、医療業界は疾病を持った人への対応となるため、より上流側で健康な人に対し経験を活かせないかと考えるようになり転職活動をスタートしました。
転職活動をしていくなかで、「食と健康」の結びつきが自分の中でスッと腹に落ち、入社への動機となりました。
入社してよかったなと思うことは?
じっくり段階的に設計を学べる点と
ロボットなど新規分野にもチャレンジできる
じっくり段階的に設計を学べる点とロボットなど新規分野にもチャレンジできる社風があります。
先輩社員と一緒に機械の中のある部分を一緒に設計し、その後はその部分を丸ごと任され、徐々に機械全体を任されるようになります。習熟度に応じて仕事を任される範囲が広くなるので安心して設計に取り組めます。
また食品業界は各社各工場で「色」があり、それに合わせたものづくりを求められるため、量産品ではなく一品一様の商品がほとんどです。そのため、類似していても内容が微妙に違い、それらを見落とさないよう注意が必要です。その違いは統合できる部分もあり、人的ミスを減らすためにも標準化は継続した課題です。
前職で15年以上使用してきた3DCADの経験を活かし、社内の3D化活動において、モデリング手順やアセンブリモデルの作り方などで貢献できたのではないかと思っています。3DCADも運用上まだ課題がありますので今後解決できればと考えています。
休日の過ごし方は?
家族と一緒に過ごせる時間を大切にし、
趣味のスポーツも様々な仲間と楽しんでいる
家族で買い物に出かけるなど一緒に過ごせる時間を大切にしています。コロナ禍以降は旅行に行けていないので、近くみんなで旅行に行こうと考えています。
また、趣味でトライアスロン(選手と審判)、ライフセーバー(浜とたまにプール)をやっており、スイム(プール、OWS)、ランニング(マラソン、ウルトラマラソン等)、バイク(ロングライド、ヒルクライム)を様々な仲間と楽しんでいます。
今年はトライアスロンの国際審判資格とライフセーバーの上級資格取得を目指しています。